数日たったある日の昼休み




あたしはいまだにお兄ちゃんからあの日の理由を聞けていないことにだんだんイラつきを感じてきて、葵に愚痴をこぼしていた



「でね!まだ話されてないの!ひどくない!?いくらなんでも長くない!?」




「それもう、耳にタコができるほど聞いたよ」




葵は呆れ顔でそう言った