そのとき、ギターの端のほうがあたしの足の小指にぶつかりあたしは、大声をあげた



「いったーい!!!」




そういいながら、ピョンピョン飛び跳ねていたら、ぐしゃって音がして、恐る恐る下をみると、ギター真っ二つにわられていた



「は…はは…」




「おい…」




あたしは、お兄ちゃんのそのいかにも、怒ってますよ的な声が聞こえ、恐る恐る上をむいた。




そこには、今までに見たことがないほどの顔があった…