「え?」




あたしが俯いた顔を上げるとお兄ちゃんに腕をひっぱられて口を塞がれた




「んっ…」




何度か角度をかえると熱いものが口に入ってきた




「ふっ…んっ…」




お兄ちゃんは逃げようとするあたしの舌をすぐに見つけて離そうとはしなかった




「んっ…おに…ちゃん…も…だめ…」




息が続かなかったあたしをお兄ちゃんはやっとはなしてくれた




「はぁ…はぁ…」




あたしは床にへたり込んで酸素をとりこんでいた




「もう…だめ…立てない」