だが子供達はバースの声が聞こえないのか、もう数歩で道路に出る。それに合わせるかのようにトラックが走って来る。トラックの運転手も子供達が気付いてると思ったのか、スピードを落とす気配がない。
バースは追いつけないと判断したのか、街のゴミ箱の蓋を取り小さめのバズーカに神化させた。そしてゴミ箱の中から空き缶を取り出し、それも手の平位の玉に神化させバズーカに装填し子供達に向けた。
何する気!?私は助けてって言ったのよ。
バースはこっちの思いなんかお構いなしで、そのバズーカの引金を引いた。