「愛してる。俺の、初めての、永遠の愛を、美鈴に捧げるよ」


淳希の言葉が、心の中で響く。


「淳希っ・・」


私は淳希に抱きついた。


淳希は、優しく受け止めてくれる。


私の頬に流れる涙を優しく拭い、顔を近づけた。


「愛してる」


淳希の愛の言葉と唇の温もりを感じたとき、教会のベルが鳴った。


まるで、私たちを祝福してくれてるようで。


“ずっと愛し続ける”


という誓いの言葉を、見届けてくれたような気がした。



「一緒に写真を撮ろっか?」


淳希の言葉に、満面の笑顔で頷いた。