「それより、ばかばか言って酷くない?」


久々に見る淳希は、さらにカッコ良くなっていて。


私のドキドキは治まらない。


「ばかでしょ!私、私・・毎日ここで待ってたのにっ、淳希のこと考えない日なんてなかったのにっ・・んんっ」


いきなりキスされ、目を見開く。


引き寄せられ、久々に感じる淳希の温もり、匂い。


私の感じるすべてが、淳希がここにいると示した。


ゆっくり唇が離れ、ぎゅっと抱きしめられた。


「ばかな俺にキスされて、抵抗しないんだ?」