「好きだよ」 「あたしも」 いつだってそう。 あなたは夢の中でさえ、期待を持たせる。 ベットを降りて、窓際に向かう。 サァーーーー カーテンをかけると、眩しいくらいの太陽・・・ そんなものはない。 今日も私の部屋の窓から見えるのは ひっつくように建っている 隣のマンション。 まだ誰も越してきていないらしい。 空っぽの部屋。