『僕の足元を泳ぐ、蒼いアヒル。
その僕の隣にはキミがいる。
いつからだろうか?
「もう来んなよ」
そう言いながらも、
“キミがいる”
そのことが当たり前になっていた。』
『隣にいるのが当たり前。
そばにいるのが当たり前。
そんな当たり前が増えた時。
なんでかな。
ただ一緒にいるだけで、
心の奥のもっと底が熱くなる』
『いつも笑ってて。
いつも笑顔を絶やさない。
たまに紅く染まる頬も、
照れたような笑みも。
他の誰かに向けてるの?』
『はじめて見た“弱さ”。
何も出来ない無力な自分に、
嫌気がさした。
いっそこんな僕を攻めてくれるのならば、
ずっとこの胸を貸してもいい。
その涙が止まるまで』
『傷つけた。
1番言ってはいけないと知ってたのに、
簡単に口から滑り出てしまう。
何度もキミに謝ろう。
謝罪の言葉は浮かばないけど、
精一杯の気持ちを見せて』