「な、なんなんですか・・・・・」



「敬語、やめようよー。
一応同級生なんだしさぁ?」



「そ、そうなんだ」




後ろのドアから顔を覗かせ、
知り合いのように普通に話しかけてくる。




この人は誰なんだろう・・・・・・




「俺、隣のクラスなんだよ」


「へぇー・・・・・」


「うっわ、超興味なさそう」


「まぁ」


「否定しないんだ・・・・でもさ。
これ聞いたら黙ってらんないと思うよ?」





意味深な言葉。


その言葉に首を傾げると、
にっこり笑いながらこう言った。






「柚木せんせーのお友達です」






一瞬、耳を疑った。



だって今。




“柚木せんせー”って・・・・・