わからない
だって気軽じゃないと逆に接しずらいなんて
私に出来る友達とは
いつも他人行儀で何処か友達から外れているから
きっと・・・これを友達とはいわない
ただしゃべるだけの存在
いてもいなくてもいい・・・ソンナ存在
ソン日がきて限界がきたとき初めて友達といえる友達ができたんだもの
「一緒にあそぼぉよぉ」
初めてだったんだソンナ気軽に呼んでくれるなんて
でも、声が返らなかった
そのときの私はまだ恥ずかしくてしゃべれないろくでなしだったから
「一緒に遊ぼうねっ?」
っと優しげな手が私の手を握った
あたたかくてちょっと違う手が私の手を握ったんだ
そんなこと
初めてで照れくさくって
ただ手をひかれながら走る草道
そのこはまるで私を救う王子様で
寂しかった日々から救ってくれた救世主
嬉しかったんだ
初めてだったから
いつもみんな
「御前なんか嫌いだよ」
なんて冷たい言葉が返ってきてみんな離れてく
彼は逆なんだ
あったかい
「友達だよぉ!?」
ソンナ言葉が嬉しくていつの間にか泣いていたんだ