その日も、何も変わらない夏休みの1日だった。
食事は取らないし、でも身体には男達が群がる。
日常と化していた私には、たいして不自然とすら思わなかった。
でも、今日は何か違う。
例えば、扉の向こうで誰かが言い争いをしてるとか。
足音がやけに大きいし。
何かあったかな?
でも、今の私に逃げられる体力すらないんだもんね…。
ドンっ!
扉は、鍵を吹き飛ばし開け放たれた。
誰かが、この部屋に無理矢理突入したみたい。
私の周りには、男達がいる。
その音に、男達は驚いたように扉の辺りを見た。
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