「あれ、そなの?美空って意外と鈍いのね」
「そう?鈍くないよ」
光はため息をついて、先生に向き直った。
「先生も大変ですね?あ、もちろん先生が優しいってのは、わかってますから。美空だけに」
その言葉に、動揺する先生を見たら、面白かった。
でもきっと、2人は黙っててくれると思う。
だから、大丈夫だよ。
「そうだな。キミ達程鋭いのも困るが」
苦笑しながら、先生は言った。
髪をかきあげる先生は、セクシー。
ドキッとしちゃった。
「お幸せに~」
そんな言葉を残し、2人は去って行った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…