あいかわらず、変わらなくダルイ。

4時限目さぼっちゃった。


「どうしたの?」


友達の里菜(りな)の言葉に少しだけ気持ちが晴れた気がした。

「ううん。気にしないで」

そんな支えに私は拒否するように、言い放った。
そんな私は最低だ。

「気になるじゃん!話聞くよ?」

「うーん。もう少し気持ち落ち着いたら言うね。今日メールする」

「分かった!」

「うん。ありがとね」


里菜が声をかけてくれなかったら、私早退しちゃってたかも・・・。
私は里菜にすごく感謝した。