掴まれた腕を引っ張られて、先生の胸に顔を埋める形になった。


やだ……。


急いでるのに……。


胸が"ドキドキ"しちゃってる。


私は顔を上げて先生を見た。



「おはようのキス」



先生はそう言って、私の唇に"チュッ"と軽くキスをした。


胸が益々"ドキドキ"してきた。



「早く着替えろ」



先生は何事もなかったかのように、私の頭をポンポンってした。


ゔぅ……。


先生のイジワル!


私は先生から離れて、ベッドから出た。