「美波なんてどうでもいいよ。
だから送る。」


『いいからいいから。
美波ちゃん優先っ!!』


「美依…。
ごめんな、そしたら帰るよ。」


『うん!
じゃあ、ばいばい☆』


「…じゃあなっ!!」





一瞬嫌な予感がした。


でも、そんなことは
気にもとめず、
美依が1人で心配だったが
美波のことも心配だったので
俺は足早に帰った。