「えっ!?け…圭ちゃん!?」



「何があったんだよ。」



「何もっ!」



そうして優綺は走って行こうとした。



【ヒラッ】



「あっ!」



「ん?」



一枚の紙切れが落ちた。



「これっ!」



あの時の写真だ!



「な…んで優綺が持ってんだよ!」



「そ…それは…」



「石辺と中塚なのか?」



「えと…」



【ドンッ】



俺は優綺を壁に押し付けた。



「はっきり言えよ!」