「司……」



「どうしたの?圭らしくないじゃん。」



「い…いやなんでもない…」



「そ?なら良いけど…」



そう言って教室から出ようとした。



「あ!司!」



「ん?」



「お前…さ結婚するじゃん。」



「うんそれがどうしたの?」



「してから夫に別れを告げるとしたらどんなことがあったら?」



「ん−浮気したらかなあ…」



してないよな。うん。



「そか…」



「本当に大丈夫?圭…」



「うん。大丈夫!」



「うん。それじゃああたし帰るねお疲れ様。」



「おぅ。」