俺は急いで城のうしろに回った。 見当たらない… 周りはパレードとかでうしろには全く居ない。 「ゆーーきー!」 俺は辺りを見回した。 ベンチに黒い影があった。 「優綺?」 「ック…圭ちゃん?」 「やっぱり優綺だ。」 今は怒りより安心してる。 「っ圭ちゃん!ごめんなさい…!記念日も違ってたし…勝手に怒って揚句の果てに迷子になってしまって本当にごめんなさい!」 「とりあえず来て。」 「え?」 俺は城の上に連れていった。