「出たぞ。」



ぎゅっとつぶっていた目をゆっくり開けた。



「まぶしーい!」



「あんまり怖くなかったろ?」



「何も聞こえてない!」



「じゃあしゃあねぇな。」



「だってぇ…あっ!あれ食べたい!」



指差したのはポップコーンのワゴン。



つーか今1時だし。



並ぶのだけでもうこんな時間!



「飯食おうや。」



「えー。いーけど…とりあえず買ってくる!」



「待てや。」



俺は優綺を引き止めてワゴンに行った。



「これ?」



「うん♪」



俺はストロベリー味とゆう珍しいポップコーンを買った。



「やった♪」



軽いさっきのお詫びだし…