「今日の為に半年考えてたんだよぉ♪」



新幹線で優綺がパンフレットを見ながら笑顔で言った。



え゛…なんかあったっけ?



えーい話しを反らしちゃえ!



「おまえは受験があるだろ。夜はみっちりお勉強だから。」



「なんてゆうと思ってたから参考書持ってきてない♪」



「俺は教師だぞ紙とペンさえあれば教えられる。」



「あ゛…」



「俺の方が一枚上手だったな。」


「む゛ー」



「なーんてな。半年も用意してくれたんだろ?今日と明日だけは許してやるな。」



「本当?やったぁ♪」



「明後日からはスパルタな。」



「うん。」



で、きょうは何の日なんだろう?