「じゃーん!」



そう言って優綺はチケットを出した。



俺は寝かけてる声で言った。



「ん゛ーなにそれ。」



「新幹線とホテルのチケット♪」


「え!?」



「今日のために予約したんだよ♪」



「そうなの!?」



今日と明日は部活ないけど…



「だから!早く起きて!用意はしてるから!」



「うーん!」



俺は急いで着替えた。



「早く早く!」



優綺が急かす。



「タクシー待ってるよお♪」



かなりテンション高い…まだ6時だよ…



今日の優綺はショートパンツにTシャツにパーカー。



可愛い…笑



「ほらほら!」



俺らはタクシーに乗って急遽出発した。