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「ん…」



起きると机で伏せて寝ている優綺の姿があった。



「すぅーすぅー…」



うわ〜無防備…



キスしたい…



俺は優綺の唇に顔を近づけようとした。



「くぁー!ダメだ!!」



俺は頭をくしゃくしゃにした。



「何してんの?」



「へ?」



「頭くしゃくしゃにして…」



「ぇ…いゃあ…」



「まぁいいや。お弁当作るから。今日は遅いんでしょ?」



優綺は違う部屋から制服に着替えながら言った。



「ぅ…うん…」



「ご飯パンでいい?」



「うん。」



優綺はご飯とお弁当を作った。



「あたし今日美月と買い物してかえるから。」



ご飯を食べながら喋った。



「分かった。」



俺は着替えながら食べた。



「じゃあ行ってくるわ。ちゃんと来いよ。」



「うん!いってらっしゃい。」



制服にエプロンを付けて優綺が見送りにきた。



「あっ!忘れ物!」



「ん?」



そうして頬っぺたにキスした。



「いってらっしゃい。圭ちゃん♪」



キス禁止じゃねぇの!?