「じゃあちょっと来て。」



そういって優綺の荷物と優綺の手を掴んで行った。



触んなよ。



「せんせぇーっ♪次あたし♪」



「わりぃちょっと用事が…」



「えっ…」



周りの女子がしょぼんとした顔をして見る。



「わりぃな。」



俺は廊下に出たけど二人の影は無かった。



どこ行ったんだよ。



俺は柏木莱華に話しかけた。