「えーと…今日でここの制服を着るのは最後だけど、3月までは高校3年だ。くれぐれも不祥事などは起こさないように。」



「圭ちゃん先生みたい(笑)」



一番前の女子が言う。



「バーカ先生だっつうの。」



俺は軽く頭を叩いた。



「いったーっ。」



「痛くねぇよ。じゃあ終わろうか。委員長。」



「きりーつ。礼。」



「「ありがとうございました!」」



「はい。じゃあ帰ろうな。」



その声と同時に女子が周りに来た。