【バタン!】



「圭〜!」



勢いよく入ってきたのは親父。



「え!?」
「まぢ!?」



俺らは抱き合って唇を深く重ね合わせてるところだった。



「お前ら……ちょっと来い!」



あぁ怒られるんだ…



俺と優綺はリビングに行った。



「それ。サインせぇや。」



「は?」



そう言って出してきたのは婚姻届。



「ちょうど良かった。二人が恋仲で。」



「はぃ?」



「温泉で結婚させようって話になったのよ。」



「「ぇぇぇぇえ゛!?」」