ネットカフェで、ブログのことを知ってから二日が経っていた。

それはつまり。
ハヤトの葬式からもう、二日も経っているということだ。

ハヤトの死を未だに遠く感じたまま。
このまま時間が流れていけば、毎日の生活の中で。
本当になにもかも、忘れたまま終わってしまうような気がする。

一年に一度しか、思い出さないようにしていたはずなのに。
今はとてもそれが、気にかかる。

このままでいいの?
心がざわつく。

休日前。
夕食後。
あたしは覚悟を決めて。
自分の部屋から、メールを送信してみた。