「えっと…何処ぉ…」




野口 優衣葉。さっそく迷子になりました…





ドンッ…





「すっ…すみませ…え?」





目の前にいたのは…



さっき見たあのイケメン!




「あっ…あ…の!」




「こちらこそごめんね。それと、ここ、3年の教室周辺だよ。1年はあっち。案内してあげる」




王子(勝手に決めた)がニコッと笑い私の手をひいて歩きだした。




私ってば…




なんてラッキーなの!?