時間と言うのはあっという間ですぐに放課後になってしまった
…今日帰ってもバレないかな
あっ!!今日はいーちゃんから補習を聞かなかったことにしょう!!
ってことで…
｢なに帰ろうとしてるんだ？｣
｢ひっ!!｣
バックを持ち私だけしかいない教室を出ようとした瞬間
低い声が私に問いかけた
｢いやぁ トイレに行こうかなって…｣
｢トイレいくのにバックが必要か？｣
返す言葉がなかった
トイレいくのにバックは必要ない…
｢帰ろうとしてまし…た｣
低い声の持ち主は私に呆れたかのかため息を一つ吐き
私に元の席に戻るように言った
私は諦めてなにも言えず席についた
この低い声の持ち主こそ
英語担当の二ノ宮
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