パタン……。 私は本を閉じると、体をベットに倒し、瞼を閉じた。 「おやすみ、水樹」 レオンの声がしたかとおもうと、温かくて大きな手が、私の頭を撫でた。 「おやすみ、レオン」 私は頭に乗っけられたレオンの手を握った。 そして、心地よい眠りに堕ちた。