「…もしもし?」





私は得意の裏声でおもいっきり
可愛い声で話した。





「もしもし…
めちゃくちゃ声可愛いじゃん!
俺、その声好きだゎ。」





写メに引き続き好評価!!


だけど裏声を使って可愛い
声を出したのはべつに
ゆうに気に入られるために
したつもりは全くなかった。


おちょくるつもりで裏声
使ってたつもり…




それから私はゆうと2時間程
自分の学校の話やゆうの会社
の話など、何気ない会話をした。


電話で話しててゆうは
"彼女がほしい!"ということを
臭わせるようなことを所々
に入れて話してきた。


ゆうには彼氏がいないという
ことにしてあるから私も一応
「私も早く彼氏欲しいです-!」
と言っておいた。



ゆうと電話で話すのはすごく
楽しくて時間なんてあっという間に
過ぎてしまっていた。