部屋に入ると徹は
溜息をついた。

「あぁ〜ほんとごめんな?」
「うちは大丈夫だから
とりあえずこっち座りなよ?
ただ一言感想を言わせてもらうと・・・」
「言わせてもらうと?」
「早口だしテンション高すぎで疲れたってことかな?」
「・・・ごめん」
「あははははっ」

と、
二人でくだらない話していると時間はあっという間で
外は真っ暗になっていた。

「やっぱ秋に近付くと暗くなるのが早いね~」
「そろそろ帰る?送ってくよ」
「いやいや5分で帰れるしっ」
「え〜・・・」

可愛い。

素直に「一緒にいたい」って言えないとこも
大好きだ。