「大地さんは俺の母さんの古い友達で、今は人間について研究してる人。
男の機会人間であって、戦争で使われている"人間兵器"あれは大地さんが作り上げたものなんだ」

「・・・あっだからか」

大地さんのいる
あの薄暗い部屋に行ったとき
機会人間がたくさんいたのを
思い出した

「研究したってことは失敗作がいたり、実験台がいたりするわけだ。つまり俺がその実験台になったってわけだ」


「ど・・どうしてっ?」

そう聞くと
徹は下を向いた

深呼吸して私の目を
力強い目で見た


「実は・・・