急いで準備をして
遊園地の最寄り駅へ向かった。

駅には人がたくさんいたが
すぐに会うことができた。

徹と待ち合わせ場所がいくら混みあっていても
すぐに会うことがいつもできるのは
徹の左目の力だったのかと
思った。

「今、考えてたでしょ?」

徹が私を睨みつけて言った。

「え?なんのこと?」

「昨日のことはあとで話すから今考えない!!!わかった?」

「あ・・ごめんなさい。・・・元気だすね!!」


徹は私の肩をもち、ぐっと引き寄せた。