この感じた事のない快感に
自分の体と頭がドンドン厭らしくなっていく


悠の硬度と質量が、恐ろしいほど
私の中とマッチしているのが分かる


「……うっ…!」と、小さく吠えながら
天を仰いだ悠の唇を捉え、貪りつくように唇を奪った


荒々しくなった呼吸と一緒に、悠の舌と私の舌が
絡まり合う


唾液の音と、溢れ出る蜜の音が、二人の荒い息遣いと共に部屋に響き渡る


上下運動を続けたまま、それでもまだ果てたくなくて
少しずらしてみても、悠の両手によってヒットする場所に戻される


悠の限界が近い……?


「一緒に……イクんだろ……?」


セクシーすぎる掠れた声に
そう言いながら優しく撫でられる腰に

一瞬動きを止めてしまった

その瞬間を、悠が見逃すはずがなく、形勢逆転

「ヤア…!ンンッ…ア…!!」

グッと力の入った悠の両手によって腰を固定され
今まで以上の速さと鋭さで下から突き上げられる


「ゆ…う…!!」

体が真っ二つに裂かれるような快感に
思わず悠の名前を叫んだ


「んな…可愛い声で…呼ぶ…な」


「悠…ゆ…う!ダメッ…イッちゃ…う!!!」


「…う…ぁっ!…綾っ…!」


私の中でドクドクと波打つ悠を感じた瞬間
私の頭の中も真っ白になって、グッタリと悠に凭れかかった