「紗耶香っ!?!
直先輩っ!??
はっ!?なんで!?」


「あっ!!まゆみ先輩!」

まゆみ先輩だった。
まゆみ先輩は走ってあたしと直先輩のいるテーブルに来た。

「なになに?!昨日先輩んち行った後なんかあった訳!?説明しろよー馬鹿紗耶香」

バコッ。

まゆみ先輩の財布で頭を叩かれた。

「おい〜まゆみ。俺の女の頭叩かんといてよ。アホが余計アホになったら困るの俺やで?」

「はっ!?アホアホ言うなっつー…」

「俺の女ァァァ!??まじで言ってんの?!つーか紗耶香てめぇメールも電話もシカトこいて先輩とデートかよ!心配したんだからな!!」

「まゆみ先輩ごめんねぇ…心配かけて…。でも、もう紗耶香大丈夫だから!直先輩がいるから大丈夫!!」