「ごめんっ麻美!また今度クレープおごるから!」



そう言って奈央は彼氏の元へ走って行った。






私はそこに先生が居た事を忘れて…




「あぁ〜あ…私も彼氏欲しいなぁ。」




「瀬戸、彼氏居ないのか?」



「うん……てか、はいっ!!」



「瀬戸面白いなぁ?別に敬語じゃなくてもいいよ。」


「あ…うん///」


何かすごく先生がかっこよく見えるっ!!

好きになっちゃいそう…。



「先生は?彼女とか居ないの?」



そう聞いた時、私の胸はすごくドキドキしていた。



「居る……って言ったら?」




「え…???」


明らかに落ち込む私が居た。


何でだろう?



「嘘だ嘘だ!彼女なんて俺には居ねぇよ!!」


先生がそう言った時、私はすごく嬉しかった。