麻美に別れを告げられて、俺はかなりショックだった。
麻美は…俺の事、本当に嫌いになったのか?
あの時、俺は麻美の腕を掴んだんだ。
初めて振り払われた手。
麻美は本気なんだって思った。
それでも俺は麻美を愛してるから、待ってるって言ったんだ。
ただ、疲れたと言った麻美。
私にはもったいないと言った麻美。
理由は、それだけか?
俺は他に理由がある気がするんだけどな。
俺…お前が卒業したら、麻美に告白する。
麻美をもう一度この手で抱きしめたいから。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…