「じゃあ朝迎えに行くよ。」



「分かった!待ってる。」



「だから……これ。」



先生が自分のポケットからメモを取り出した。




「俺の連絡先。いつでも連絡してこいよ?」



「ありがとう!」





私のさっきまでの涙は先生のおかげでどこかへ行った。