やっと泣き止んだそいつは… 「先生…ごめんなさい。先生の迷惑になるだけだよね…私、諦めます。まだ無理かも知れないけど…でも、今度は先生よりもっと素敵な人…見つけるからね!」 そう笑顔で言って帰っていった。 そしてそいつが帰ってから、いくら待っても瀬戸は来ない。 俺は心配になって探しに行ったんだ。