「まっ、約束は約束っすからね。」



「くそぉ…。」



陸人は悔しそうに唇を噛み締める。



「じゃあ、これとこれ。あ、それから…。」



「お前遠慮しろよなぁ〜!」



私は合計2000円近くを頼んだ。



「お前、食い過ぎだろ!」



「まぁ気良は男並に食べますからね。」



「その細身の体のどこに入るんやろなぁ…。」



何故皆こんなに驚いてんだ?



普通の量じゃん…。












「ご馳走様っす。」



「うん…良い食いっぷりでした。清々しいっす。」


陸人先輩は来た時より更に青ざめて言った。