まず私達が向かったのは隣のクラス2年C組。



日和のクラスだ。



「「メイド&執事カフェ?」」



私と龍太郎は目が点。



なんだか、入るのに勇気がいる外観なんだけど。



「うん、事実上こことうちが2年で売上争い。」



凜がさらっというと中へ入る。



破廉恥ナース…スゲー。



私達も破廉恥ナースの後に続いた。



「いらっしゃいませ、お嬢様、お坊ちゃま。」



そんなこっ恥ずかしいフレーズを言う。



教室の奥で日和は恥ずかしそうに立っていた。



「ピヨ〜!」



「り、龍太郎!?気良と、篠原さんまで!」



日和は私達を見つけると駆け寄ってくる。



なんかキラキラオーラが見えるのは…多分気のせいではないだろう。