部屋はすっきりしたホワイトの色で統一してある。



個人的にはとても好きな部屋。



でも一つ問題が…。



「なんでベットが一つしかあれへんのや…。」



勇将先輩が頭を抱えて座り込んだ。



コンコン!



そのタイミングでドアをノックする音が聞こえる。



「失礼しまーす。」



「おっここが二人の部屋か!」



「いかがわしい作りですね。」



紅先輩、龍太郎、日和の三人がやってきたのだ。



「勇将、体に悪いな…。」



「せやねん。」



紅先輩が勇将先輩の肩をポンっと叩いた。