私がいろいろ考えたり ドキドキしているとき 私の腕に何か冷たさを感じた。 雨かな? いや、今日はポカポカ天気だし 太陽はさんさんと輝いている。 すると私の近くで 鼻をすすっているような そんな音が聞こえてきた。 まさか!? 私は翔太の方を見た。 ─…泣いていた。 うつむきながら 泣いていたんだ。