一方─…







いまごろ奈美恵、
メールみてるかなぁ。



屋上へとついた私は
翔太の座っているとなりに腰をおろした。



ぽかぽかな太陽の下。



ちょうど良いくらいに風が吹きわたる。



まるで私たちを包み込むように。