「遅いよー、小玲ちゃん」
「何処にあったの?」
「あ、判んない…綿貫君って人が拾ってくれて」
「うちのクラスの綿貫?この資料のコーナー教えてくれたのも綿貫だよっ」
「へー。ちぃの元カレでしょ?偶然だね…あ!そうそうこの小説が面白くてさぁ…」
回り出した私たちの時間。
愛しさも、
切なさも、
全部全部、
この夏が始まりなんだ。
君が君を好きになるのは、
君が君を好きだから。
君が君を好きになった時、
君も君が好きになる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…