いつの間にか自分の部屋で寝ていて、もう朝だった。
明らかに逃げられないような状況だったのに…




「おはよ~…ん?」


手紙がテーブルに置いてあった。


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玲衣、頼貴へ
色々ありがとな。
じゃあ。

    信貴
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…はぁ!?



「あ、見た?
意味わかんない…
突然来て、突然居なくなるなんてさ。」



後ろから急に話し出さだした、頼貴お兄ちゃん。

ビックリした!
しかも、足音しないし。