海「何か、玲衣がそんな調子だと…
俺っちも何か、ねぇ…?」
逆に、テンション下げてもらいたいんだよ!
ずっと五月蠅いし…
愛「でも、玲衣がそこまでなるってことは…
チョー過保護な兄貴が原因?」
爽「まぁ、仮でも付き合うくらいだし。
ある意味強敵じゃない?」
過保護でも、強敵でも、何でもいいけど…
とりあえず面倒なお兄ちゃんだよ。
信貴お兄ちゃんと居ると、何かと不吉だよ。
嫌なことばっかりだし!
「……(怒)」
怒りのオーラを撒き散らしている、玲衣。
それに気付いているクラスの皆は…
何となく玲衣を避けている。
それを見た御三家は、玲衣が意外と影響力があることを、この時初めて知った。