「いらっしゃいませー!」
「えっと、チーズバーガーを1つと・・・」
「理咲子!?」
「「え??」」
オーダーをしに来た店員さんは、なんと理咲子だった。
「優奈に亜耶乃ぉ!どしたの2人で来て・・・」
「いや、たまにはいいかな・・・とね☆」
「うん♥」
まさか理咲子に会えるなんて・・・びっくり。
「・・・あれ?理咲子、高校生ってバイト禁止じゃなかったっけ?」
急に疑問がわいてきたあたし。
亜耶乃ちゃんはきょとんとしている。
「ああ、うちの親戚の人がここで働いてて、高校生のバイト必要らしいから・・・」
いいのかよ。
でもまぁ親戚の人一緒ならねぇ・・・。

「優奈最近どう?」
「どうって?」
「やだ優奈、ネット見てないの?!」
「うん。なんで??」
なんでネット??ネットってインターネットのことっしょ??
「私、よくネットで自分の名前・・・
 【椿亜耶乃】って検索するの。
 そしたらいろいろでてくるよ~」
「いろいろって・・・??」
「応援のコメントとか~悪口とか!」
「わ・・・悪口??」
「うん。自分に対する悪口も多く出てくるよ」
「へ・・・凹まないの??」
「ん~・・・もう慣れたかな!
 応援コメントのほうが多いし‼」
「へぇ~」
「優奈もやってみれば??」
「う・・・ん」

「じゃあね~」
「また今度~」
・・・ネット・・・か。