「ごめんなさい・・・愛海さん・・・」
「・・・優奈ちゃんのせいじゃないわ。私がトロトロしてから悪いのよ。
 気にしないでいいからね‼」
愛海ちゃん・・・。キレイなうえにかっこつけたとこもなくて・・・
何ていい人なんだろう・・・。
「あ、私ね、優奈ちゃんのファンなの!」
「え?」
「だって超可愛いじゃん?あこがれちゃう♥」
え・・・?愛海ちゃんが・・・?あたしの・・・?
「あっ・・・あたしも愛海ちゃんのファンなんです‼」
「え、そうなの?!変なの、2人でファン同士なんて‼」
うそみたい・・・こうして愛海ちゃんと2人でしゃべってるだけでもキセキなのに・・・
「よかったら、メアド教えてくれない?」
「はっ、はい!もちろんです‼」
きゃ~!愛海ちゃんのメアドが・・・あたしのケータイに・・・‼
「・・・敬語じゃなくていいよ!リラックスリラックス♥」
「・・・ありがと・・・・・」
優しいんだなぁ・・・愛海ちゃん・・・。
「じゃ、私帰って安静にしてろって言われてるから・・・帰るね!
 もしかしたらメールしちゃうかも!(笑)」
「うん!」
・・・・・愛海ちゃん・・・。
あたしすっごく嬉しいよ。愛海ちゃんとこうして友だちになれて・・・。