「あんた勇人のこと好きなんだぁ♥
 でもごめんねぇ!勇人はあたし専用だから~」
実有さん・・・性格悪‼
「わかってるよそんなこと・・・」
「「え??」」
「実有‼お前のほうがかわいいし間島と同じ中学だし・・・
 お前のほうが間島にむいてることはわかってるよ‼」
「三島さ・・・」
「なぁにいきなりキレちゃってぇ~」
「実有‼アタシは間島が好きだよ‼
 お前はどうなんだよ‼」
「どうなんだよってぇ・・・
 好きに決まってるじゃない彼氏だもん♥」
「じゃあ・・・」
三島さん・・・キレとるがな‼
「じゃあ、勝負しようぜ‼」
「「し、勝負??」」
「おぅ‼」
「勝負って・・・何の勝負?」
やっとあたしがしゃべれたよ。
「1週間後・・・アタシと実有で間島に告白して、どっちが選ばれるか勝負だよ‼」
勝ち目ないと思いますけど・・・・・。
「フフン度胸だけはあるようねぇ。
 いいわよ。やりましょ。その“勝負”」
「絶対負けね~からな‼」
「それはあなたの頑張り次第ね♥」
三島さん・・・ホントに度胸あるな・・・